2008年11月30日(日)
あらためて航空自衛隊熊谷基地を考えたい [地域の話題]
いま、「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版では、田母神俊雄前航空幕僚長の「論文」について、その検証とともに危険性を引き続き、追及しています。この田母神俊雄前航空幕僚長が、講義をしたという航空自衛隊熊谷基地に、市民の怒りの目が注がれています。「この基地の中で、あのような講義が行われていたことを考えると、本当に恐ろしい」など市民の不安も広がっています。この「ブログ」でも、皆さんの声を届け交流ができればと考えてます。
熊谷市在住の「しんぶん赤旗」読者の方から、熊谷基地のスナップが何枚か送られてきましたので、紹介します。
熊谷基地=埼玉県熊谷市拾六間839に所在し、航空自衛隊第4術科学校等が配置されている航空自衛隊の基地です。飛行場施設はヘリポートがあるだけで、滑走路は有していません。旧陸軍の熊谷飛行学校の跡地にあり、その歴史は古い。
Posted by ohno at 15時55分 記事URL
2008年11月19日(水)
田母神前空幕長が航空自衛隊熊谷基地で講義/「しんぶん赤旗」報道が地域で話題に [地域の話題]
日本共産党の井上哲士議員の参院外交防衛委員会(十一日)の追求は、田母神俊雄前空幕長が個人的に「論文」を発表しただけでなく、侵略戦争美化、憲法破壊の特異な見解を職務権限を使って徹底していたと言う、自衛隊の組織的・構造的な問題を浮き彫りにしました。この論戦の内容は、12日付け「しんぶん赤旗」1,2、3、8、14,15面で、詳しく報道されました。
この問題については、今週の「しんぶん赤旗日曜版(08年11月16日号)」の五面の記事でも、概要が報道され、北部地区内でさらに怒りが広がっています。
その特集記事は、「『侵略国家は濡れ衣』の田母神前空幕長 反省どころか発言増長 強気の背景自民政治家」の記事です。
この中で、「特殊な歴史観を自衛隊員に講義」の記事の中で、何と田母神氏が、熊谷市内にある航空自衛隊熊谷基地で約1200人の隊員を前に講義したと知った読者は、「近くに多くの市民が住む熊谷基地で、こんな危険な内容が話されていたとは、本当に驚いたし、怒りが込み上げてくる」などの声も寄せられています。ここでは、日曜版に掲載された関連部分の記事を転載して紹介します。
侵略戦争を否定する特殊な歴史観を田母神前航空幕僚長が日常的に自衛隊に持ち込んでいたー日本共産党の井上哲士参院議員は11日の参考人質疑で、そんな実態を明らかにしました。
「南京大虐殺は、見た人が一人もいない」「専守防衛が正しいのか、検討されなければいけない」井上議員が入手した文書によると田母神氏は、今年1月30日に航空自衛隊熊谷基地(埼玉県)で、約1200人の隊員を前にそう話しました。
「強力な権限を持つ空幕長が、自衛隊の外で公にしたら更迭されるような内容を、職務権限を使って教え諭した」(井上議員)というのです。
これには浜田靖一防衛相も「大変重大なことと認識している」と答弁しました。(以下、略・・ぜひ、詳しくは「赤旗」をご覧下さい)
今回の問題を考える上では、日本共産党と「しんぶん赤旗」抜きには、真実は見えてきません。私たちの住む身近なところで、この危険な動きに強い憤りを表明します。私たちも、この一連の動きには、関心を持っていかねばと痛感しています。(ohno)
写真は、記事とは関係ありません。寄居町にて、08年11月6日撮影(ユズが色づく)
Posted by ohno at 20時34分 記事URL