2011年10月03日(月)
中学校統廃合案に「住民の声を」/町民が「考える会」結成(埼玉・小鹿野町) [いってんベー・よってんベー]
埼玉県小鹿野町(人口約1万3500人)で、4校ある町立中学校を1校へ統合する計画が持ち上がっています。
性急な計画にたいし町民たちは「住民が納得できるようにすべきだ」と、「学校統廃合問題を考える会」を立ち上げました。
9月30日、同町文化センターで発足集会を開き、約40人が参加しました。日本共産党の山?京子町議、無所属町議3人が参加しました。
統合計画は小鹿野(2011年度211人)、長若(同41人)、三田川(同45人)、両神(同71人)の4中学校を一年半後の13年度に小鹿野中1校にまとめ、次いで幼稚園、小学校の統合を進めるというものです。10月に地域住民対象の説明会が開かれる予定です。
発足集会で参加者から、「町教委の説明では通学距離4キロ以上は路線バスを使うように言われたが、便数が大変少ない」「統合先で教室が足らず、プレハブを建てるという。グランドが狭くなり部活もできない」「生徒が少なく男子しかいない学年もある。かわいそうだ」「少人数学級の良さを生かすべきだ」など賛否双方の意見が出されましたが、町民の中で議論が尽くされていないという点では一致。▽住民の話し合いの場を多く設けるよう町教委に求める▽町民と意見交流、情報提供をしていくーなどの方針を確認しました。
事務局の篠田さんは「町教委は統合先にありきで町民に語るものを持っていない。意見はいろいろでも、より良い教育のために統合問題の認識を深めていきたい』と離しています。
(しんぶん「赤旗」2011年10月2日付け 首都圏版より転載)
Posted by ohno at 13時48分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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